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代表理事 織山 純
エネルギー源の大部分を海外資源に依存し、2050年カーボンニュートラルを目指す我が国において、エネルギーの効率的利用を図ることは常に重要な視点であり、特に、一次エネルギー供給から最終消費に至るエネルギーフロー上の未利用温冷熱エネルギーのロスをいかに減らせるかが重要な課題と言えるのではないでしょうか。
このような状況を踏まえて、一般社団法人e-Donuts研究会は、適用温度範囲の広い革新的な熱供給システム(e-Donutsシステム)を検討具体化することにより、新しい熱需要産業を展開する総合エネルギー効率の極めて高い次世代型の地域・産業システムの実現を目指して、2022年11月に発足いたしました。
e-Donutsシステムに採用されている高性能真空断熱二重管は、超電導直流送電実証事業において極めて高い断熱性能が確認されており、熱輸送ロスのほとんど無い長距離熱供給システムを実現可能にしています。
現在、研究会では、LNG冷排熱を活用して経済的に液体窒素を製造し、スタート冷媒とする冷熱カスケードシステムの具体化を進めていますが、冷熱供給と需要用途のマッチングは極めて重要であり、需要分野毎に関係者に参加していただき調査検討を行う場を設ける予定です。
また研究会では、e-Donutsシステムの川崎臨海部における整備検討作業に加えて、大きな社会課題であるフードロス削減において、e-Donutsシステムの適用を関係機関と共同で事業検討を進めています。
これら未利用温冷排熱活用の排熱エネルギーチェーンを適切に運用するためには、鳥瞰統合的視点と幅広い熱需要に対応した多様な視点の双方が必要であり、研究会は幅広い関係者間の共通認識の創成、意見交換の場として運営展開してまいりたいと思います。
今後とも皆様のご協力、ご参加をお願いいたします。